かかりつけ薬局支援システム Pharms(ファームス)

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グリーン薬局「患者さんに寄り添ったかかりつけ薬局になるために」

2021年06月02日

グリーン薬局「患者さんに寄り添ったかかりつけ薬局になるために」画像

Pharmsをご導入いただいたグリーン薬局の薬剤師南雲様へインタビューをお受けいただきました。

※以下より他の事例もまとめてご覧いただけます。ご参考になりますと幸いです。
▶︎Pharms導入事例集を読む

グリーン薬局様のご紹介

グリーン薬局様は東京都港区に位置する調剤薬局です。近隣クリニックでオンライン診療がスタートした事を契機に、オンライン服薬指導を始めるためPharmsを導入されました。現在はオンライン服薬指導だけではなく、患者さんに寄り添ったかかりつけ薬局になるための取り組みとしてもPharmsをご活用いただいています。

1. 活用が思うように進まなかった導入当初

ーー導入当初は不安もあったと伺っておりますが、どのような不安があったのでしょうか?

導入した当初はシステムの活用方法や患者様へのご案内方法に不安がありました。特にオンライン服薬指導は始まったばかりの新しい仕組みです。どのように処方箋を受け付けるのか?決済はどのようにご案内すれば良いのか?など、初回の利用まではうまく出来るかどうか不安でしたね。

また、他の薬局様も同じかと思いますが、スタッフは普段から業務で忙しくしています。その中でPharmsを導入することになるので、患者さんへのご案内等をどうやって業務に浸透させていくのかを考える必要があり、難しい点だったと思います。

2. 活用を進めるための取り組み

ーー現在では徐々に店舗チェックインや処方せんネット受付、オンライン服薬指導を利用する患者さんが増えてきたと聞きます。活用を進めるためにどんなことに取り組まれたのでしょうか。

まずはスタッフが不安なくシステムを使ったり、患者さんへご案内が出来るようにマニュアルを作成しました。法制度や機能、そして導入の背景についても整理して共有することで安心して使えることを目指しました。これらを読んでもらった上で、まずは日頃から薬局を使っていただいている患者さんへご案内をしていくことで、徐々に理解が深まり不安なく活用できるようになってきたと思います。

▼実際に使っている資料(一部)

ーーマニュアルがわかりやすくてとても素敵ですね!業務に浸透させるためにはどんなことに取り組まれましたか?

Pharmsにあるいくつかの機能を患者さんの利用シーンに分けて、それぞれご案内するタイミングや案内内容を変えました。

来局当日すぐに使える、且つアプリのダウンロードが不要な店舗チェックイン機能については、窓口で処方箋を受付する際に事務スタッフからご案内します。
一方で、オンライン服薬指導や処方箋ネット受付などの、次回の薬局利用タイミングで使う機能に関しては、服薬指導を行った後に薬剤師からご案内しています。

また、店内にCLINICSアプリのポスターを掲示して、興味があるご様子の患者さんへは事務スタッフからご案内するようにしています。実際に、待ち時間の間に興味をお持ちになる患者さんがいらっしゃってアプリのダウンロードにつながりました。
このように、機能の利用タイミング毎にご案内の体制を整理することでスタッフが普段の業務をしながら無理なくPharmsを使った機能をご案内できるようになりました。

3. 実際に患者さんへご案内している内容

ーー患者さんへはどんなご案内をしているのでしょうか?

処方箋受付時のチェックイン

カウンターで処方箋を受ける際に、チェックイン機能をご案内しています。待ち時間を気にされる方には喜んでもらえることが多く、またアプリのダウンロードも不要なため、気軽に利用していただけます。処方箋を渡した後に外出される事が多い患者さんには特にご満足いただいています。

また、チェックインを何度か利用されている患者さんには、アプリを使った処方せんネット受付もご案内しています。一度薬局へ来る手間や、その都度名前や電話番号を入力する手間が省けるため好評です。
▼店舗チェックインのご案内の様子

服薬指導後のCLINICSアプリご案内

服薬指導後には薬剤師からCLINICSアプリをご案内しています。患者さん全員にご案内すると言うよりは、待ち時間を気にされる方へは処方箋ネット受付の機能、複数の診療科を受診されている方にはお薬手帳の機能と、患者さんのニーズに合わせてご案内しています。

また、オンライン服薬指導が利用できることもお伝えし、オンライン診療を受診された際にも利用できる便利な薬局だと思ってもらえるように心がけています。
実際に遠方にお住まいの方からオンライン服薬指導のお申込みを受けることがあったり、距離に囚われずに患者さんに利用して頂ける薬局になってきた実感があります。

▼服薬指導後のご案内の様子

4. 今後の展望

ーーこれからの展望を教えて下さい。

グリーン薬局は「患者さんに寄り添ったかかりつけ薬局」を目指しています。患者さんの生活スタイルや、服用しているお薬などを把握した上で患者さんの健康をサポートできるような存在になりたいと思っています。
お持ちいただいた処方箋だけではなくお薬手帳からわかる過去の処方箋にも目を向けた服薬指導を行う。投薬後にもフォローアップを行い、薬物治療を支援する。このような取り組みが必要になりますが、これら全てをスタッフだけでやろうとすると労力が足りず不可能です。効率化をするべき部分はシステムの力を借りて、薬剤師の力が必要な部分でこそ力を発揮していくのが理想だと思っています。Pharmsに新しく追加された服薬フォローアップ機能や電子お薬手帳などは効率化の点で役立つと感じておりこれから活用していきたいと思っています。

南雲しのぶ様のご紹介

製薬会社勤務を経て2018年株式会社オーティーオー入社。保険薬剤師として勤務。
患者さんの個別ニーズに応じた細やかな対応と、誰でも気軽に薬の事から健康の相談ができるアットホームな薬局を目指して日々活動されている。



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