服薬フォローアップの具体例をご紹介
2023年07月26日
こんにちは、Pharms事務局です。
当記事では、Pharmsをご導入いただいている薬局様の実際の服薬フォローアップ具体例をご紹介いたします。
Pharms導入薬局様の服薬フォローアップの具体事例をご紹介
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1.服薬フォローアップとは
服薬フォローアップとは「薬剤師は調剤時に限らず、必要に応じて患者の薬剤使用状況の把握や服薬指導を行うこと」です。
2020年9月の改正薬機法の施行により義務化、2022年4月の調剤報酬改定の施行により、「服薬管理指導料」の算定要件に必要性の判断や実施が定められており、服薬フォローアップの必要性が高まっています。
「必要性の判断や実施」については、薬剤師の専門性に委ねられており、薬局・薬剤師の専門性を活かした価値提供につながる機会であると考えます。
その一方で、「必要性の判断や実施」が漠然としており、具体的にどのような患者へどのような内容を実施すれば良いのかわからず、実際の具体例について知りたいというお声をよく伺います。
そこで本記事では、Pharmsをご導入いただいている薬局様の実際の服薬フォローアップ事例をご紹介できればと思います。
2.対象患者の選定
Pharmsご導入薬局様の中でも特にフォローアップをご活用いただいている薬局様の特徴として、
- 「誰に(対象患者)」「何のために」「どのタイミングでフォローを実施するか」までが整理され、明確になっている
ことが挙げられます。
<実際に導入薬局様から伺った事例>
- 患者様としても服薬フォローアップの体験がまだない方も多く、「何のために」が伝わらないままフォローアップのご案内をするとお断りされるケースが多かった
- 一方「何のために」が伝えられると、患者様も必要性を感じ、むしろ「そこまでしてくれてありがとう」と感謝のお声をもらうことにもつながっている
したがってまずは対象を決めて、「誰に(対象患者)」「何のために」「どのタイミングでフォローを実施するか」を決めましょう。
具体的には以下2軸での選定を行います。
①患者様の状況
・新規患者
・新規処方や薬剤変更の患者
②診療科・薬剤別
・離脱が多い薬剤を服用している患者
・ハイリスク薬などの副作用やアドヒアランス確認が必要な患者
・味や剤形などの内服時に考慮が必要な薬を服用している患者
3.服薬フォローアップの具体例
こちらでは、上記を踏まえた服薬フォローアップの具体例をご紹介します。
①対象:ハイリスク薬や体調変化に留意が必要な薬剤を処方する患者
②漢方が処方されている患者
服薬フォローアップの具体例をもっと見たい方はこちら
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4.最後に
上記でご紹介した事例は、弊社Pharmsをご導入いただいた薬局様の事例です。
各薬局様ごとに、どの診療科や薬剤の患者様が多いかなどは異なるかと思いますが、対象患者選定のご参考になりますと幸いです。
またPharmsが導入薬局様向けに、服薬フォローアップの対象を決めるために実際に使用しているワークシートの一部を公開・ご提供しております。
対象患者選定にあたり、診療科別の対象患者例などもご紹介しています。
すぐにご活用いただける資料となっておりますので、ぜひご活用ください。
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また、対象患者の選定と合わせて、連絡手段の選定も重要です。
具体的には、電話やメール、汎用的なメッセージアプリや専用アプリなど、複数手段が存在します。
各手段のメリット・デメリットや、服薬フォローアップの実施手段としての現状の課題とベストな手段などを以下資料でご紹介しています。
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ご参考になりますと幸いです。
本記事の執筆者
株式会社メドレー Pharms事務局
調剤薬局の皆さまに向けて、法制度やトレンド情報の解説などのお役立ち情報を、薬局様からのリアルなお声も基にし発信しております。
Pharmsは全国13,000店舗以上の調剤薬局にご導入いただいており、患者や医療機関との繋がりを強化し選ばれ続ける薬局に向けたご支援をしております。